博多大吉 元審査員がM-1に言及「テレビの弱点は空気感が伝わらないこと」 会場とテレビは「全然違う」

[ 2021年12月22日 15:35 ]

「博多華丸・大吉」の博多大吉
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 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(50)が22日、水曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に生出演。19日の「M-1グランプリ2021」を振り返った。

 大吉は16年と17年に審査員を担当。「審査員の席に座らせてもらって、一番痛感したのは、いくらテレビが4Kになろうと、8Kになろうと、あの会場で見るのとテレビで見るのとは違うということ。全然違う。全体を包んでる空気感が違う」と主張する。「だからテレビで見てて思ってることと、あの場にいて思ってること。分かりやすく言えば、テレビで点数を付けながら見る方がいると思うけど、それで付けるのとあそこで付けるのは全然違うから。空気感がね」とキッパリ。「上岡龍太郎さんも昔から仰ってますけど、テレビの弱点は空気感が伝わらないこと。演芸に関して」と伝えた。

 これを受けてフリーアナウンサーの赤江珠緒(46)が実体験を口に。「フィギュアスケートとかもね、テレビだと細かいところまで見えるし、何回転とかも解説してくれるから見やすいんですけど、生で初めて見た時、全く違うと思った」とコメント。「スピード感が、観客席で見ると、右から左に移動するとかシャーッとか行っちゃって、全然違う」と述べる。

 大吉は「何でもそう。スポーツでも、マラソンとかでも、沿道に見に行ったら凄いスピードで走って行くじゃない。『フルマラソンだぞ!』って言いたくなるぐらい」と返し、「テレビで伝わらない空気感っていうのは残念ながらある」と繰り返した。

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