男女9人組「ZILLION」がプレデビュー、審査委員長務めた清水翔太が自信「強い個性持ったメンバー」

[ 2021年12月22日 05:30 ]

アベンジャーズのように個性豊かな男女9人組のZILLION。(左から)モカ、ヒロキ、ケイジ、カオラ、タイラ、ルナ、リオン、カシン、ワタル
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 シンガー・ソングライターの清水翔太(32)が審査委員長を務めるオーディションを経て結成されたダンス&ボーカルグループが、22日に「プレデビュー」として始動する。平均年齢19歳の男女9人組「ZILLION(ジリオン)」。メンバー全員が主役で、一人一人にスポットライトが当たる「アベンジャーズ」のような集団を目指す。

 NiziU、JO1、BE:FIRSTなど、オーディションから次々と人気グループが生まれている中、異色の男女混成ユニットが誕生した。テーマは多様性だ。米人気ファッションブランドの広告にモデル起用されたヒロキ(20)や、ダンスの全国大会で優勝経験があるカオラ(16)、オーディション前からソロアーティストとして活動しているケイジ(22)ら、性別も得意分野もバックグラウンドも大きく異なる9人組だ。

 昨秋に始まったオーディション「ONE in a Billion」で、5136人の応募の中から審査を勝ち抜いた。清水の対面審査を通過した23人が訓練を受けながら次なる審査に挑んでいく模様は、YouTube番組で6月から公開され話題に。この日夜、最終審査の結果とともに、22日にプレデビュー曲「Timeless」を配信限定リリースすることが発表された。

 グループ名は「莫大(ばくだい)な」「計り知れない数」などを意味し、清水は「グループとしての力はもちろん、おのおのがソロとしても活躍できるぐらい強い個性を持ったメンバーがそろっています」と自信を込める。メンバーがそれぞれグループ内で役割を全うする戦隊ヒーローではなく、全員が主役の米映画「アベンジャーズ」シリーズのようなスーパーヒーローチームを目指すという。

 リオン(18)は「Z世代を代表して“みんな違ってみんないい”を体現できるグループになるために頑張っていきます」と意気込んでいる。

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