前田裕二氏 両親失くし…稼ぐために始めた11歳路上ライブが商売原点 実感した「人は絆にお金払う」

[ 2021年11月9日 12:10 ]

前田裕二氏
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 ライブ動画配信サービス「SHOWROOM」社長の前田裕二氏(34)が8日放送のTBS「霜降りミキXIT」(月曜後11・56)に出演。小学校5年生で路上ライブを行ったときの体験を語った。

 カリスマ社長の前田氏に成功の極意を学ぶ今回の企画。まず1つ目に挙げたのは「人は絆にお金を払う」。「実際に自分が経験して、こういうときにお金って払ってもらえるんだって思ったときがあった」という。

 それは11歳だった小学校5年生の頃。幼い時に両親を亡くした前田氏は、早く自分でお金を稼げるようになりたいという思いから、駅前でギターの弾き語りをするようになった。オリジナル曲を披露しても客が集まらなかったため、カバー曲を歌うことに。すると、徐々に立ち止まる人が増えたという。客が増えてくると、今度は「客が立ち止まったら話す」ということを実践した。

 「『どんな曲が好きなんですか?』とか。それで1週間後にその人の好きな曲を歌ってあげたりして、どんどん人間関係ができていくみたいな。人を立ち止まらせるのがいかに難しいかっていうのが最初のポイントだったんですけど、止まってくれたら千円になる、五千円になるって」と、そこで人との絆の重要性を実感。「商売の気持ちでやっていた」と振り返った。

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2021年11月9日のニュース