ヒロミ 当て逃げの木下都議の釈明会見に「この人の信頼はそんな簡単に取り戻せないよ」

[ 2021年11月9日 14:51 ]

タレントのヒロミ
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 お笑いタレントのヒロミ(56)が9日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演。東京都議選の期間中だった7月に、無免許運転で当て逃げ事故を起こし書類送検された木下富美子都議(55)にあきれ顔を見せた。

 木下氏は選挙期間中の7月2日、免許停止期間中で、無免許運転の状態で人身事故を起こしていたことが明らかになり「免許停止期間が終了していると勘違いした」と釈明。これを受け、「都民ファーストの会」は木下氏を除名。木下氏は1人会派「SDGs 東京」を立ち上げた。その後、2度の議員辞職勧告決議が可決されたもの木下氏は応じず。公式ホームページにも活動報告はなく、議会にも体調不良を理由に出席せず“雲隠れ”の状態を続けていたが、この日、事故が発覚して以来初めて都庁に登庁。4カ月ぶりに公の場に姿を現した。

 この日、報道陣の取材に応じた木下都議「免許停止中に車の運転をしてしまったこと、またそこで事故を起こしてしまったことはあってはならないことと深く深く反省いたしております」と謝罪。4カ月間、雲隠れの状態となったが「事故前、選挙活動の期間から不眠・ストレスなどで体調が悪い状態がありました。そして事故を受け、さらにその状況が厳しくなり 自分としても尋常ではない状況が続きました」と体調不良が理由であるとあらためて説明。また無免許運転や事故の詳細については「捜査に聴取を受けている内容で現時点ではお答えできません」と回答はせず。報酬についてはすでに寄付していると明かし、「償うべき罪はしっかりと償う、このことを行ったうえで失われた信頼を回復することは大変厳しい道のりであること、覚悟いたしておりますが1つ1つこれからの議員活動の中で答えを導き出させていただければ」と議員活動の継続の意思を示している。

 ヒロミは「寄付するって言ったって、お金は都民のお金だからね。無駄な経費を出さないほうがいい」とあきれ顔。木下都議の釈明会見にも「こういう人はもし無免許運転が事故してっていう他の議員さんがいたら、この人は何て言うんだろうね。他の人がもしやったらこうだろうなって思わないかなと思っちゃう」と首をひねった。

 「自分はともかく『これから人のために』っていうけど、そんなことやるのは、この人の信頼はそんな簡単に取り戻せないよ」とバッサリ。「一回辞めて、もう一回活動して、認められて、立候補するとかね、っていうんじゃないと、誰が応援しているのかもわからないけど、そういうふうに頑張れてもどうなんだろうと思いますね」とした。

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2021年11月9日のニュース