藤井3冠、羽生九段との大一番がスタート!王将戦挑戦者決定L

[ 2021年11月9日 10:27 ]

<王将戦挑戦者決定リーグ>羽生九段(右)と対局する藤井3冠(撮影・島崎忠彦)
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 将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は9日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの2局が午前10時から始まった。

 注目のカード、藤井聡太3冠(19)VS羽生善治九段(51)戦は先手の羽生が初手で7六歩と角道を開けてスタート。藤井は8四歩と飛車先の歩を突いた。戦型は矢倉へと進んでいる。

 リーグ成績は藤井が3勝、羽生が3勝1敗。この日勝った方が渡辺明王将(37)への7番勝負(来年1月開幕)出場に大きく前進する。

 永瀬拓矢王座(29)VS広瀬章人八段(34)は永瀬の先手で開始。初手は2六歩だった。広瀬の応手は8四歩。こちらは相掛かりへと進んだ。

 リーグ成績は永瀬が1勝1敗、広瀬が2勝3敗。広瀬はすでに挑戦権獲得の可能性が消えている。

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