谷原章介 相次ぐ電車内の事件での“模倣犯”懸念の声に「こういうニュースを伝えるのも大事だと」

[ 2021年11月9日 09:10 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が9日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。連鎖する電車内での凶行について言及した。

 番組では、8日午前に、熊本県内を走行中の広島発鹿児島中央行き九州新幹線「さくら401号」(8両編成)での車内放火未遂容疑で69歳男を逮捕した事件を取り上げた。JR九州によると、座席の一部が燃えたが、直後に消し止められケガ人はいなかった。熊本県警は現住建造物等放火未遂の疑いで、福岡市博多区の69歳の容疑者を現行犯逮捕。走行中の電車内での放火は、先月31日に東京都調布市を走行中の京王線で乗客刺傷を伴う事件が起きたばかり。容疑者は京王線の事件を「まねしようと思った」と供述している。

 相次ぐ電車内での事件に「絶対逃げ場がない。鉄道内の事件が多発してますけど、どうすれば防ぐことができるのか」と谷原。「社会に対する恨みが行動につながっている可能性がある。完全に防げる方法がないから僕たち、利用者側も意識を変えていかないといけない」「日本って今まで治安が良かった分、悪くなっていってるので、なかなか意識が変わっていかない部分もある」などと指摘した。

 容疑者は京王線の事件を「まねしようと思った」と話しているなど、番組で取り上げることで模倣犯が増える事への懸念もあるが、「ニュースを見たからやったというのがあったが、こういうニュースを伝えるのも大事だと思う」と見解。「量刑の重さであったり、こういうことが起きた場合にはこういう対処をすべきなんだとか」と力を込めた。

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2021年11月9日のニュース