北斗晶 マイナンバーカードの普及に持論「金でばっかりつろうとするからダメ」

[ 2021年11月9日 18:01 ]

北斗晶
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 元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(54)が9日、火曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に出演し、「マイナンバーカード」について語った。

 番組では政府与党の経済対策で、マイナンバーカードを保有する国民に対し1人3万円相当のポイント付与が調整されていると報じた記事を紹介した。10月1日現在、マイナンバーカードの普及率は38、4%という。意見を求められた北斗は、5年ほど前にカードを作成したと明かし、「家族全員、どうやって使ったらいいか分からないから結果、金庫にしまっているのよ。なんか危ないんじゃないかと思ってさ」と話し、共演者の笑いを誘った。

 マイナンバーカードの普及などを目的に総務省が実施する「マイナポイント事業」にも触れ、「少し前にCMでやったじゃん。マイナポイント、5000ポイントもらえますみたいな。金でつろうとしても結果、締切までに人数が達したら終わりますっていって全然達しなくて、終わりにならなかった」と指摘。「そういうのを見ていて思ったんだけど、あれ(マイナンバーカード)をどうやって使ったらいいか分からない。私も分かっているよ、コンビニで住民票を取れるとかは、でもそんな住民票とか年中とる?」と、疑問を呈した。身分証明書は「免許証とか持っているから、いいじゃない」とし、「なんか、おっかないから、しまっておくのが一番いいって思っちゃうわね」と語った。

 続けて、米ハワイに居住する知人に触れ、「友達がハワイステートIDの『カマアイナ』っていうのを持っている。マイナンバーと一緒で身分証明書になったりとかもするし、レストランとか公共施設、ホテルとか、割引になったりとか。そういうふうにしてみんな使っている」とコメントした。カマアイナは多方面で使えるとし、「そういう使い方を増やしてくれないと、金でばっかりつろうとするからダメなんじゃないかな」と持論を述べた。

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2021年11月9日のニュース