パックン 当て逃げの木下都議の釈明会見に「かなり忙しい4カ月を休んだ…この先仕事が出来るのか」

[ 2021年11月9日 15:20 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(50)が9日、コメンテーターを務める日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演し、東京都議選の期間中だった7月に、無免許運転で当て逃げ事故を起こし書類送検された木下富美子都議(55)について言及した。

 木下氏は選挙期間中の7月2日、免許停止期間中で、無免許運転の状態で人身事故を起こしていたことが明らかになり「免許停止期間が終了していると勘違いした」と釈明。これを受け、「都民ファーストの会」は木下氏を除名。木下氏は1人会派「SDGs東京」を立ち上げた。その後、2度の議員辞職勧告決議が可決されたものの、木下氏は応じず。公式ホームページにも活動報告はなく、議会にも体調不良を理由に出席せず“雲隠れ”の状態が続いていたが、この日、事故が発覚して以来初めて都庁に登庁。4カ月ぶりに公の場に姿を現した。

 この日、報道陣の取材に応じた木下氏は「免許停止中に車の運転をしてしまったこと、またそこで事故を起こしてしまったことはあってはならないことと深く深く反省しております」と謝罪。4カ月間、雲隠れ状態となったが「事故前、選挙活動の期間から不眠・ストレスなどで体調が悪い状態がありました。そして事故を受け、さらにその状況が厳しくなり、自分としても尋常ではない状況が続きました」と体調不良が理由であると改めて説明。「償うべき罪はしっかり償う、このことを行ったうえで失われた信頼を回復することは大変厳しい道のりであること、覚悟いたしておりますが、1つ1つこれからの議員活動の中で答えを導き出させていただければ」と議員活動の継続の意思を示している。

 パックンは「仕事が出来るかどうかを本人がまともに判断して、続けられると思っていれば続投してもいいかと思うんです」としたうえで「この4カ月で東京に何があったのか。大きなコロナ感染の波が押し寄せてきました。そして東京オリンピックもありました。かなり忙しい4カ月を休んだわけです。で、この会見を見ると、この先仕事が出来るのかって、1視聴者としてけっこう不安に思うんです」と自身の受け止めを述べた。

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2021年11月9日のニュース