西川きよしファミリー 吉村知事からの感謝状に「安全で住みやすい大阪になれば」

[ 2021年11月9日 13:15 ]

大阪府・吉村洋文知事(中央)から「大阪府安全なまちづくり大使」として感謝状が贈られた(左から)西川忠志、西川きよし、(1人おいて)西川ヘレン、西川かの子
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 “なにわのロイヤルファミリー”こと西川きよし(75)、西川ヘレン(75)夫妻と長男・西川忠志(53)、長女・西川かの子(47)の親子4人が9日、大阪府・吉村洋文知事から「大阪府安全なまちづくり大使」としての令和2年度の貢献を称えた感謝状が贈られた。

 西川一家4人は4年前の17年5月に「大阪府安全なまちづくり大使」に就任。街角で啓発活動を行い、家族総出で防犯啓発動画に出演し、大阪府警察安まち公式チャンネルで配信されている。

 大阪府安全なまちづくり推進会議会長を務める吉村知事は「大阪は高齢者が多く、街できよしさんの『きーつけや』という声はありがたい。大阪はひったくり犯は減ったが、高齢者への詐欺の手口が巧みになって、被害額も大きい。きよし師匠の声、ファミリーでの活動に、府民を代表して感謝します」と語った。

 きよしは「毎日の努力の積み重ねが皆さんに浸透して、安全で住みやすい大阪になればと頑張ってきました。小さなことからコツコツと頑張ります」と両拳を握りしめた。ヘレンも「詐欺に遭わないように、犯罪に巻き込まれないように啓発して、日々暮らせるように」と決意も新た。

 忠志は「(吉本)新喜劇で特殊詐欺の実例をお芝居にして啓発しています。きょう11月9日はいい空気の日。コロナの換気もですが、大阪をいい空気の風通しのいい街にしたい」と語った。かの子は「コロナで府民の皆さんと交流する機会が減ってるのは残念」とし、「大阪の人は特殊詐欺には引っかからないけど、還付金詐欺には引っかかる」と警鐘を鳴らした。

 また、吉村知事は会見終了後、10日からロッテとのCSファイナルステージを戦って日本シリーズ出場を目指すオリックスに「日本一。絶対、日本一になれる」とエールを贈った。

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2021年11月9日のニュース