辛坊治郎氏 ヨット太平洋横断で実感「孤独っていうのは1人でいる時に感じるものじゃない」

[ 2021年6月17日 14:14 ]

辛坊治郎氏
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 キャスターの辛坊治郎氏(65)が17日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に電話で生出演。16日(日本時間17日)にヨット太平洋単独無寄港横断を達成後に感じたことを明かした。

 番組内で、現地からの中継で辛坊氏が「いやあ、着きました。ありがとうございます。70日間かかりました」と第一声。パーソナリティーを務める清水ミチコ(61)が、「私が1番怖いのは孤独感。1人で恐怖とかは?」と質問を投げかけると、辛坊氏は、「孤独なんかないよ」と返答した。

 さらに、「つくづく今回思ったんだけど、孤独っていうのは1人でいる時に感じるものじゃないんですよ。孤独っていうのは例えば、2人でいる時に目の前の人と気持ちが通じないとか。例えば、100人のパーティー出てて、自分だけ壁にいるとかの時に孤独を感じる。1人でいる時って、全然孤独じゃないんですよ」と語り、「太平洋上で1人でいるんだけど、色んな人のこと考えていますから全然孤独じゃないんですよ」と続けた。

 辛坊氏は4月9日からヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦し、16日午後5時52分(日本時間の午前9時52分)に米サンディエゴに到着。日本を出航して、全行程9000キロ、70日間の太平洋横断の旅を無事達成した。

 17日放送のニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)では到着の瞬間を生中継。辛坊氏のゴールを現地で見守ったスタッフがゴールの瞬間を「いま接岸しました。元気に操縦かんを握ってます」と伝えた。

 辛坊氏は、2013年に横断に挑戦。クジラと衝突する沈没事故で失敗したが、今春再挑戦することを昨年12月に発表していた。

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2021年6月17日のニュース