北川景子 共働き夫婦のリアル 仕事と家庭のバランス「ちょっと気をつけようと演じながら思ったことも」
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女優・北川景子(34)が主演を務めるTBSドラマ「リコカツ」(金曜後10・00)が18日、最終回を迎える。“交際ゼロ日”でスピード結婚した夫婦の関係がすぐに破綻し、離婚活動(リコカツ)をするストーリー。仕事と家庭の両立、置かれた環境での優先順位や葛藤が描かれる中、夫役を演じた永山瑛太(38)とともに描いてきた共働き夫婦の“リアル”の結末は…。北川に今作品への思いや最終回の見どころを聞いた。
――いよいよ最終回。ここまでの手ごたえは。
「結婚期間が1カ月、離婚して半月しかたっていない中で、2人ともお互いしかいなかったんじゃないかという風に確認する。時間軸が速く過ぎていくので、そのドタバタも含めてリアルにみなさんに観ていただけるように積み重ねてきた。ドラマとして楽しんでいただけるにはどういうさじ加減でお芝居をしたらいいのか。脚本以上のものをみんなで話し合って築き上げてきたという感覚がある。達成感というか。『あ、こういう終わり方でよかった』というのがあります」。
――瑛太とはアイデアを出し合って、共働き夫婦の“リアル”をとことん追求した。
「リハで本読みをして読んでみて、『なんかこのセリフ、血が通ってないよね』とか、どうしたら生きた言葉になるのかっていうのをまずやった。毎回瑛太さんがアイデア出してくださって、『あ、そっか。そうすればいいのか』って思うことがたくさんあった。台本読んだ時に1人では想像できなかったことが、瑛太さんとやるとこういうシーンだったんだっていうのが分かるというか。台本だとサラリと書かれているシーンでも、ここが一番ドラマになるんだっていうのが2人でやると分かったり」。
――結婚観、離婚観、家族というものについて新たな感慨や思いはあったのか。
「自分が結婚したときは、(夫のDAIGOもともに)顔も名前も出ている人間っていうこともあるのかもしれないですけど、離婚とかしたら結婚した時の会見の映像が一生使われ続けるというような、絶対離婚しないっていう思いや覚悟があった。なので最初に脚本をいただいた時に1カ月で離婚ってなることが衝撃的で。自分の価値観と全然違うところを、どうやって役として割り切って演じようかっていうのが最初の自分の中のテーマではありました」。
――すれ違いやちょっとした争いなど共働き夫婦の“あるある”もリアルに。演じながら共感できるところはあったのか。
「自分自身も、仕事にかかりっきりで向き合えてないよなって自己嫌悪になる時もあったりした。かと言って家庭に尽力しようとすると、仕事の部分で一層やらなければいけなくてパンクしてしまう。その仕事と家庭のバランスに悩む回っていうのがすごくリアルで。夫は100歩譲って家族なんだから、分かってくれるだろうみたいな感じでどうしても家族に甘えがちになってしまうだとか、そういうのもすごくリアルだなって思って。あ、ちょっと気をつけようって演じながら思ったこともありました」。
――仕事と家庭の両立。主人公・咲を演じることによる気付きや、自身に変化は。
「29歳で結婚するまでは全く悩むこと無く仕事だけに生きてきてそれが当たり前だった。逆に休みの期間があったりすると凄く不安で、同年代の女優さんが活躍しているのを見ると、こうしてはいけないんじゃないかと思ったり。結婚してからも、しばらくはスタンスは変わらず仕事優先。夫も凄く忙しくて。でもお互い、忙しいこと分かった上で結婚してるからそこは干渉しない。子度が出来る前までは全然、同居人みたいな感じで。それも含めて尊重する形でやっていた。なので子供を産む時に1番迷った。こんなに休まなきゃいけない、大丈夫かと。ここ数年でしょうかね。ちょっとこのペースで自分も年齢的に難しいなっていうのと、子供がいるので家庭とも向き合いたいなとか、そういう気持ちにようやくなってきたっていうのは」。
――この作品に携わったからこそ、あらためて感じたという家族への感謝の気持ちについて。
「今回連続ドラマを主演する中で、4カ月間家を空ける時間が長かったりした。子供もいるので、自分の親や夫、夫の親、全家族総出で育児と家庭を回していったというか。このドラマが終わったらまず家族みんなのおかげでやれたのでありがとうと言いたいなーっていうのはずっと思っていたので、そういう意味でもすごく感謝でいっぱい。家族って切っても切れないからこそ、いろいろと難しい問題もあると思うんですけど、家族だからこそ乗り越えられる問題もあるんだなと。ハッピーな回もあれば悲しい回もありましたが、この10話を通じてあらためて自分の家族に感謝した気がします」。
――最終回の見どころは。
「最後どういうところに折り合いをつけてどう2人はやり直すことにするのか。どうやって2人は解決するのか。仕事と家庭の両立みたいな部分をリアルに結構描いてきたドラマだからこそ、最後はなんかきれい事で終わらすのは絶対良くないって自分たちも分かっていて、こういう終わり方ならみんなも“そうきたか”ってなるんじゃないかっていう脚本を、みんなで作ったような気がしてるいる。最後の最後のラストシーンまで誰がどうなるかは分からないので、是非その辺りを楽しみにしていただきたいなと思います」。
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