辛坊治郎氏 帰路もヨットで太平洋横断挑戦 番組で電撃発表「自分で持って帰るしかしょうがない」

[ 2021年6月17日 17:59 ]

米サンディエゴに到着した辛坊治郎氏(ニッポン放送提供)
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 キャスターの辛坊治郎氏(65)が17日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に電話で生出演。ヨット太平洋単独無寄港横断のゴール地点である米サンディエゴから、帰路も太平洋横断に挑戦することを電撃発表した。

 
 辛坊氏は4月9日に日本を出航し、6月16日午後5時52分(日本時間の午前9時52分)に全行程9000キロ、70日間の太平洋横断の旅を無事達成。ゴールから半日以上経過し、航海の疲れを気遣う同局の飯田浩司アナウンサーに、「ああどうも~!」とハイテンションで登場した辛坊氏。「私が『ハンバーガーが食べたい』ってずっと言ってて。今、むっちゃ旨いハンバーガーを食べてきたところなんで、むっちゃ元気です」と体調は良好であることを報告した。

 「70日間の船上から上陸して、体に揺れの感覚は残っていないのか?」との問いに、辛坊氏は「残っています。ハンバーガーを食べに行くときに歩いたら、まず足の筋肉が弱っていて。上半身の筋肉は結構キープできているんですが、足はやっぱり踏ん張っているだけじゃ筋力は維持できないですね。足はつらいです」と吐露。前回、2013年に横断に挑戦した際に苦しんだ「船酔い」に関しては、「今回は1回も吐かなかった。強くなっているのと、酔い止め薬が眠くなるんだけどめっちゃ効いたんですよ。今回、船酔いは5日で抜けましたね」と明かした。

 帰国の予定に関して、「それなんですよ」と辛坊氏。「今、ここに39フィートのヨットを持ってきちゃっているわけですよ。このヨットをアメリカで売り飛ばすと多分、税金関係の手続きが大変。誰かが乗って帰ってくるのがベストなんだけど、最終的には自分で持って帰るしかしょうがないんじゃない?そういう話ですね」と帰路も太平洋横断に挑戦することを発表。「貿易風で南回りなので、もう単独無寄港にこだわらないので。トラブルがあってもハワイに寄ることも出来るし、グアム、サイパンもあるし、八丈島もあるし。南回りの場合は万が一の時の避難場所もあるので…」と具体的なプランを明かした。

 「出発は台風に遭遇しないためには早いほうが良いんですよ。だからもう出るんだったら1週間以内ですね」と辛坊氏。「今、この船、修理しなきゃいけないところが山ほどあるんですが、それが終わらない限りは動けないですから(今後のことは)後日話し合いましょう」と語っていた。

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