千原ジュニア、カラテカ矢部に「ぼくと入江くん」リクエスト「これではじめて作品に闇が出てくる」

[ 2021年6月17日 19:55 ]

新作マンガ「ぼくのお父さん」刊行記念で対談した「カラテカ」矢部太郎(右)、千原ジュニア
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 お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎(43)が17日、新作マンガ「ぼくのお父さん」(新潮社)刊行を記念し、都内で千原ジュニア(47)と公開対談を行った。

 120万部を突破し、手塚治虫文化賞短編漫画賞を受賞した「大家さんと僕」シリーズ完結以来、2年ぶりの新作。絵本作家の父と、幼いぼくの日常を描く。同作を読んだというジュニアは「少ない線の絵で奥行きと温度を感じられる。ネギ一本焼いただけなのにめちゃくちゃ旨いみたいな。すごいところにいきはった、画家としてすばらしい。引き算の極地」と大絶賛だった。

 矢部の才能を認めているジュニアは「いつか、『ぼくとお嫁さん』を描いて、最後の最後に『ぼくと入江くん』を描いて」と相方の入江慎也とのエピソードを書籍化するようリクエスト。「これではじめて太郎ちゃんの作品に闇が出てくる(笑)。『ぼくと入江くん』を見られるのを楽しみにしている」と期待まじりに語った。

 対談相手にジュニアを指名した理由について、矢部は「この作品を連載中に見てくれて感想も言ってくれた」といい、さらに「ジュニアさんがせいじさんのお話をされているとき、うれしそうで、好きっていう感じをいつも受け取っていた。今回家族の話を描くときにその気持ちが大事だなって思って」と続けると、ジュニアは「それは…誤解されている(笑)」とすぐさまツッコんでいた。

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2021年6月17日のニュース