大腸がん公表の大島康徳さん ワクチン予約をキャンセル「もうすぐだったのですがこの体調ですので」

[ 2021年6月17日 11:27 ]

元プロ野球選手の大島康徳氏
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 ステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表し、たまった腹水3リットルを抜く治療を受けて退院した元日本ハム監督で野球解説者の大島康徳さん(70)が16日、自身のブログを更新。新型コロナウイルスのワクチン接種の予約をキャンセルしたことを明かした。

 「家族皆が楽しそうに喋ってる その声を聞いてると安心する。大して食べてないし あまり水分も取れてないから仕方ないけど 便秘も出てきてちょいと辛い。点滴…また必要かな? 明日、先生に聞いてみようかな?」とソファで横になる写真とともに投稿していた大島さん。同日夜11時すぎに、再度投稿し、「そうそう!寝る前に一言だけお伝えしなければ!」と切り出し、「コロナのワクチン もうすぐだったのですが この体調ですので今日、キャンセルしました」と報告した。

 「そういう決まり事なので仕方ないですが…私がキャンセルした分 出来ることなら 妻に打たせてあげたかったのですが、それはダメでした」と無念の思いを吐露。「私の住んでいる地域では64歳以下には まだ接種券も届いてないですし 勿論予約も始まっていません。キャンセル待ちもできなければ 大手町の接種会場にも行くことができない」としつつ「もったいない! そう思います。あ、そういう私も予約のやり直しかぁ…」とつづった。

 現役時代に中日、日本ハムでプレーし、日本ハム監督も務めた大島さんは2017年2月にステージ4の大腸がんと肝臓転移を公表。今月3日に入院した病院でたまった腹水3リットルを抜く処置を受け、6日に退院した。

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2021年6月17日のニュース