梅沢富美男 五輪開催なら「無観客で」と力説 「スポーツとか五輪を政治のネタにするなよ」

[ 2021年6月17日 22:00 ]

俳優の梅沢富美男
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 俳優の梅沢富美男(70)が17日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。この日菅義偉首相が会見を開き、新型コロナウイルス特別措置法に基づき10都道府県に発令していた緊急事態宣言について、沖縄を除く9都道府県を20日の期限をもって解除する方針を発表、さらにスポーツなどのイベントの人数制限について、重点措置の期間は、これまでと同様5000人の上限を設けるが、その後1カ月間については1万人を上限とする経過措置を設けるとしたことを発表したことについて、かみついた。

 梅沢は「オリンピック、反対でも何でもないんだよ。気分的にやらない方がいいなとは思っているよ。ただ、やるんだったら無観客だね」とし、その理由を「今まで皆頑張って頑張って頑張って我慢して、店がつぶれたって文句を言わずに頑張ってきた。俺の知っているお店屋さん、去年12月に補償しますよっていったのが、今月お金が入ったんだって。もうお店ないよ。そんな政策をやっているんだよ。前から言っているけど、オリンピックやるならやればいいじゃん。でも、その代わり皆さんには我慢してくださいって言っているんだから、補償をちゃんとして欲しい。俺たちもそうなんだ。(五輪が)1万人はいいですよ。そりゃ、何万人も入るところで1万人でしょう。俺たちみたいに、たかだか2000人した入らないところは50%。50%じゃできないって。赤字で。それがわかっていないんだよ」と、充実した補償をせずに数字だけ発表されている現実に怒り心頭。

 さらに、都議会議員の選挙で都民ファーストの会が、東京五輪・パラ五輪について無観客での開催を求めるという公約を発表したことについて「スポーツとか五輪を政治のネタにするなよ。オリンピックは誰のためにやるんだよ?政治家のためにやるのか?そうじゃないだろ。4年間頑張って、努力して努力した選手のため」と力説していた。

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2021年6月17日のニュース