四段時に藤井聡太2冠を負かした棋士が結婚! 将棋の出口若武五段、北村桂香女流初段と

[ 2021年4月22日 17:50 ]

将棋の新人王決勝3番勝負、2連勝で初優勝を果たした藤井聡太七段=当時=と敗れた出口若武三段(2019年10月29日撮影)
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 日本将棋連盟は22日、将棋の出口若武五段(25)と女流棋士の北村桂香女流初段(25)が同日、結婚したと発表した。北村は今後も旧姓のままで仕事を続ける。

 2人は連名で「この度、私事ではありますが、4月22日に入籍致しましたことをご報告させていただきます。このようなご時世ですが、お互いに支え合って温かな家庭を築いていこうと思います。棋士として成長できるよう精進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します」とコメントした。

 出口は兵庫県明石市出身で井上慶太九段門下。2019年4月にプロ入りし、20年度の順位戦C級2組で9勝1敗の成期を修め、今年3月に五段に昇段したばかり。まだプロ棋士養成機関・奨励会所属で三段だった18年度の新人王戦で決勝に進出。当時、タイトルを獲る前で七段だった藤井聡太2冠=王位と棋聖=に敗れたものの準優勝し注目を集めた。四段で迎えた19年度には棋王戦で藤井を予選で負かしており、将来を期待される若手の1人と目されている。

 北村は京都府宇治市出身で小林健二九段門下。13年4月に女流棋士となった。立命館大産業社会学部卒。

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