斎藤八段か、広瀬八段か…名人戦挑戦者、26日最終戦に持ち越し

[ 2021年2月5日 05:30 ]

渡辺明名人
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 渡辺明名人(36)=王将、棋王の3冠=への挑戦権を争う名人戦A級順位戦の8回戦5局が3日深夜まで東西の将棋会館で指され、唯一挑戦決定の可能性があった斎藤慎太郎八段(27)は勝ったが、2番手の広瀬章人八段(34)も勝ったため挑戦者決定は26日の最終9回戦へ持ち越された。7勝1敗の斎藤を6勝2敗の広瀬が追う展開。

 広瀬に敗れた羽生善治九段(50)は3勝5敗としたが、最終局を前に残留決定。2枠の降級は開幕時の順位で羽生を下回る2勝6敗の稲葉陽八段(32)、1勝7敗の三浦弘行九段(46)に決まった。

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2021年2月5日のニュース