中瀬ゆかり氏 森会長の謝罪会見に「ご自身そんな悪いと思っていない感じ」

[ 2021年2月5日 09:59 ]

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 新潮社出版部部長の中瀬ゆかり氏が5日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で女性蔑視ともとれる発言をしたことについて会見で発言を撤回、謝罪したことに言及した。

 森氏は3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝。「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と語気を強める場面も見られた。会長職の辞任は否定した。

 中瀬氏は「根回しがうまいとかいろいろあるのかも知れません」としつつ、森氏は過去にも問題発言があったとし、「今回の謝罪会見も根本的に何が悪かったのかっていうのが、ご自身そんな悪いと思っていない感じもしました。むしろ国内外の批判で、これは謝罪しとかないとまずいということでやったっていう感じが最後の方は逆ギレにもつながってましたけど、ずっと通して見てたら腹が立つというのを超えてもの悲しさすら感じた」と言い、「言葉を紡げば紡ぐほどおかしなこと言ってしまう。“最近、女性と話していない”とかいろんな言葉からもれ出す、全然分かってらっしゃらないんだろうなっていうことが悲しくなってしました」と自らの見解を述べた。

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2021年2月5日のニュース