近藤春菜 森会長の会見は「逆ギレのように見えた」 ワンマン垣間見え「本当に良くない」

[ 2021年2月5日 10:14 ]

「ハリセンボン」の近藤春菜
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 お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜(37)が5日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で女性蔑視ともとれる発言をしたことについて会見で発言を撤回、謝罪したことに言及した。

 森氏は3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝。「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と語気を強める場面も見られた。会長職の辞任は否定した。

 4日の会見についてコメントを求められた近藤は「ちょっと逆ギレのように見えてしまいます」とバッサリ。「他から聞いたというなら、聞いた時点でおかしいと思ったらその場で言うべきですし、人まで言うことではないと思う」とも指摘した。

 「記者とのやり取りを見ていると、組織委員会とか周りの人との話も聞かない状況なんじゃないかなと見えてしまう。(記者の)質問をさえぎったりして、周りの人も(意見が)言えない状況にしているんじゃないかという印象に取れた。そこは本当に良くないなと。会議を進めていくうえで、ワンマンな印象になる」と記者会見とのやり取りにも疑問の声を上げ、「そこが垣間見れたのが良くない」とした。

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2021年2月5日のニュース