志らく 森喜朗会長に「全然反省していないことがバレちゃってる」

[ 2021年2月5日 12:33 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で女性蔑視ともとれる発言をしたことについて会見で発言を撤回、謝罪したことに言及した。

 森氏は3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝。「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と語気を強める場面も見られた。会長職の辞任は否定した。

 志らくは「もう何を言っているか分からないし、あそこで逆ギレする。きっとみんなから謝った方がいいですよって言われたんだと思うんですよ。それだったら周りがもっと“こういう質問が来るから会長、こういうふうに答えましょう。こういう謝り方をしましょう”って皆がレクチャーしないのかな。ほうっておいたら昔から余計なこと言っちゃうお方だから、こうなることは目に見えている」と指摘。

 そして「だから自分の人生最後の大仕事にしようと今まで頑張ってきたことは間違いないんだから、そうしたら“本当にすみませんでした。私の人生最後の仕事、これをなんとしてもやり遂げたいんです。女性のこの問題については僕は勉強不足で間違った認識を持っちゃってるんですよ。だからこれからいろんな人に教わってもっともっと勉強しますから皆さん本当ごめんなさい”って言えばまだしも、全然反省していないことがバレちゃってるし、もう日本の価値観では済まない状態、世界に発信されてるから世界基準でいったらもうアウト。おやめになっていただくしかしようがない」と自身の考えを述べた。

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2021年2月5日のニュース