厚切りジェイソン 森会長の“女性蔑視発言”に「日本は国として女性を差別する国なんだと見られてる」

[ 2021年2月5日 13:16 ]

厚切りジェイソン
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 お笑いタレントの厚切りジェイソン(34)が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で女性蔑視ともとれる発言をしたことについて会見で発言を撤回、謝罪したことに言及した。

 森氏は3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝。「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と語気を強める場面も見られた。会長職の辞任は否定した。

 ジェイソンは「米国は特に敏感になっている。差別問題の失言1つで仕事ができなくなるようなシビアな状況ではありますし、そういう人たちは本当に社会に出てほしくないという流れになってます」と指摘。そして「森さんがいなくなればいいという話ではなくて、森さんがある意味、日本を代表して言っているところ」と指摘。森氏の発言に笑いが起きたことなども報じられているとし、「日本は国として女性を差別する国なんだと見られてる。それは森さんが辞任したって変わらない。大変な状況になっている」と話した。

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2021年2月5日のニュース