恵俊彰　森会長の“女性蔑視発言”「国際社会は見逃さない」

恵俊彰
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　タレントの恵俊彰(55)が5日、MCを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長（83）が日本オリンピック委員会（JOC）の評議員会で女性蔑視ともとれる発言をしたことについて会見で発言を撤回、謝罪したことに言及した。

　森氏は3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝。「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と語気を強める場面も見られた。会長職の辞任は否定した。

　恵は、海外からの批判が高まっていることに「この性差別、ジェンダーの問題っていうのは日本はどうなんですかね。人々の認識ということで。僕自身の中でもそうなのかも知れませんし、ちょっと遅くて、海外の人たちはものすごく敏感に反応する」と指摘。その上で「昭和の感覚だからしようがないという空気が日本の中のどこかにあるのかも知れませんけど、国際社会は見逃さないってことですよね」と話した。