若狭勝弁護士 森会長の発言に「会議が延びるって傾向はあっていい」

[ 2021年2月5日 10:23 ]

若狭勝弁護士
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 元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士(63)が5日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で女性蔑視ともとれる発言をしたことについて会見で発言を撤回、謝罪したことに言及した。

 森氏は3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝。「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と語気を強める場面も見られた。会長職の辞任は否定した。

 若狭氏は「視点観点を変えて申し上げると、森さんのは論外なんですが、ただ私は、理事とか役員の方に女性が増え、会議が延びるって傾向はあっていいと思う。女性の方っていうのは忖度をしないので、問題点について追求していく。男は“このへんで”としゃんしゃんという形になるんです。だから深堀りができるいいて意味においては、時間が会議においてかかるってことはある意味、非常に効用としていいこと」の自身の考えを述べた。

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2021年2月5日のニュース