木村拓哉 「Mr.サンデー」生出演 本当の「教場」取材し「実際の教官はすごく笑顔がきれい」

[ 2020年12月20日 23:38 ]

木村拓哉
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 俳優の木村拓哉(48)が20日夜に放送されたフジテレビの情報番組「Mr.サンデー」2時間スペシャルにゲストとして生出演した。

 木村は来年1月3、4日にフジテレビ系で放送する主演ドラマ「教場2」(後9・00)で冷徹な教官・風間公親を演じており、木村が宮城県警察学校を訪れた時の様子や、番組が学生たちに3カ月間密着したVTRが紹介された。

 この日木村は、教場で演じた白髪姿ではなく、黒髪で登場。実際の警察学校に取材に行った様子も放送され、MCのフリーアナウンサーの宮根誠司(57)から「ドラマと違うのは、教官はわかりやすくてやさしい」と言われると「実際の警察学校の教官はすごく笑顔がきれいです」と笑った。

 木村は取材の際、「この眼鏡越しにリアルな実際の教場がどのように映るのか楽しみで、持ち道具さんから借りてきました」と、風間が劇中でかけている眼鏡をかけて訪れた。突然“教場”に現れた木村に生徒たちが驚く中、教壇に立った木村は「なるほど、こういう景色なんですね」と語り、教官と生徒がコミュニケーションをとる時間もあることを知らされると「風間をやっている時にはそういうのが一切ない」と語り笑わせた。

 ドラマでも描かれた、5キロのジュラルミン製の盾を持って走る集団走という過酷な訓練を見た木村が「この訓練の必要性というのは?」と聞き「やれるかどうかよりも、一番教官が見ているのはやろうとするのかどうか。やらなければいけないというのはどうしても仕事ですので」と説明されると「やろうとするのかどうかって、やっぱり大事ですよね」とうなずいた。

 社会人を経験しながら警察官になることを志した生徒らの取材の様子が放送された後、宮根が「我々、日々警察官の方にお会いしますけど、訓練もそうですけど、すごい経験をされながら、我々の日々の暮らしを守っていらっしゃるのかなって頭が下がりますけど」と語ると、木村は「駅前の交番にいてくれる警察官の方がいるじゃないですか。正直、『教場』で風間公親をやるまでは『なんだよ』っていう存在だったんですけど、『教場』を経験した後に交番勤務の方を見ると頑張っているなあって」としみじみと語っていた。

 「教場2」については「いや、わりと前作盛り込めなかったエピソードも今回は盛り込んでしまったので。風間公親っていう教官、右目が義眼という設定なんですけど、なぜ彼がそのような状態になってしまったのかという場面も描いているんで…」と説明。「みなさんもコロナ禍での生活、お仕事、すごく大変だと思いますが、お正月という限られた休みの時間だと思いますが、よかったら教場2受け取っていただいて、色んな事を感じ取っていただけたらうれしいです」と視聴者に呼びかけていた。

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2020年12月20日のニュース