青木理氏 緊急事態宣言を求める野党の姿勢を批判「どこまで主権制限を許すのかチェックする議論を」

[ 2020年12月20日 10:27 ]

TBS社屋
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 ジャーナリストの青木理氏が20日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。立憲民主党の枝野幸男代表が18日に新型コロナウイルス感染者の増加を踏まえ、地域を限定して緊急事態宣言を再発令するよう政府に求める考えを示したことについて言及した。

 枝野氏は「感染拡大に対するブレーキが全く利いていない。一刻も早く決断するよう強く求めたい」と国会内で記者団に語った。

 青木氏は「緊急事態宣言を出せっていうことを野党は言っていて、一部のメディアも言っているんですが、これは野党とかメディアが主権制限を伴うような宣言を出せ出せってある種、求めていくのは少し違うと思う」と指摘。その上で「むしろ政権が緊急事態宣言を出すって時に、どこまで主権制限を許すのかチェックする議論をするような形、役割を野党やメディアが果たさなければいけない」と自身の考えを述べた。

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