東京都医師会会長・尾崎氏 菅首相にお願い「今、本当に切羽詰まっているということを訴えかけて」

[ 2020年12月20日 09:04 ]

TBS社屋
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 東京都医師会会長で、おざき内科循環器科クリニック院長の尾崎治夫氏が20日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。国内の新型コロナウイルス感染者は、政府が重点的対策を呼び掛けた「勝負の3週間」が過ぎた後も増加傾向が止まらない地域があり、19日に累計の感染者は20万人に迫ったことについて言及した。

 直近の1週間(12~18日)の新規感染者は、1日当たりの平均が2653人となり「第3波」の流行が本格化した11月前半(11月7~13日)に比べ2倍に増えた。死者は平均41人で同期間の4倍になっており、医療態勢が急激にひっ迫している状況を反映している。

 尾崎氏は、医療態勢がひっ迫していることを強く訴えた上で「メルケルさんのようにリーダーがしっかり国民、都民に訴える時期がもう来ている。ぜひお願いしたい」と力説。そして、「第1波の時のような(感染拡大を食い止める)流れがなかなかできないのは…今、本当に切羽詰まっているということを訴えかけていただきたい、政治の力で」と強調した。

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2020年12月20日のニュース