橋下徹氏 菅首相のステーキ会食に「今回のメンバーを見ると何がヒアリングなんだとツッコミが」

[ 2020年12月20日 19:10 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が20日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演し、菅義偉首相のステーキ会食についてコメントした。

 菅首相は「Go To トラベル」の全国一時停止を表明した14日の夜、都内のステーキ店で二階俊博幹事長らと8人程度での会食に参加した。コロナ禍での高齢者8人での食事ということもあり、菅首相は「真摯に反省している」と述べたが、西村康稔経済再生担当相は「一律に5人以上がだめだと申し上げているわけではない」と説明。加藤勝信官房長官も「感染対策を取りながら皆さんから意見を聞くのは首相として大切な部分」と、菅首相の“ヒアリング(意見交換会)”の一環であると主張した。

 身内から次々とフォローが入る一連の流れに、橋下氏は「国民としてこの政府のメッセージは納得いかない。強制していないということだったら、(飲食店の)営業自粛だって強制じゃないので、みんな従わなくてもいいことになってしまう」とバッサリ。「政府なんですから、だめなものはだめと半ば強制的に言わなきゃいけない。総理が間違っているのなら、間違っていることもしっかり言わないといけない」と述べつつ、「逆に総理って仕事を考えれば、『総理は別なんだよ』とはっきり言うのも一つのメッセージだと思う」とも語った。

 会食には他に、ソフトバンクホークスの王貞治会長、みのもんた、杉良太郎らが参加した。橋下氏は「今回のステーキのメンバーを見ると、何がヒアリングなんだとツッコミが入りますよ」とも指摘していた。

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2020年12月20日のニュース