中日・平田が初代「球王」に輝く 決勝で巨人・丸に勝利 プロ野球最強将棋王決定戦

[ 2020年12月20日 18:26 ]

プロ野球最強将棋決定戦決勝を前にガッツポーズを決める丸(右)と平田
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 プロ野球選手の将棋王を決める「プロ野球最強将棋王決定戦」(スポーツニッポン新聞社、ドワンゴ主催)は20日、ライブ配信サービスのニコニコ生放送で「プロ野球×将棋特番」と題して生配信中。前半は「球王決定戦」を開催した。

 第1局は巨人・丸佳浩外野手(31)とロッテ・安田尚憲内野手(21)が対局し、丸が98手で勝利。第2局は中日・平田良介外野手(32)が阪神・斎藤友貴哉投手(25)に72手で圧勝した。

 決勝は丸VS平田の顔合わせとなった。2人はカメラマンの要望に応じ、ガッツポーズして写真に納まり対局スタート。セ・リーグを代表する強打者による顔合わせに、ニコ生視聴者も大いに盛り上がり、画面はコメントで埋め尽くされた。

 序盤はメガネ姿の平田が優勢。対する丸も中盤に相手の飛車を討ち取って応戦したが、平田が押し切って優勝。初代「球王」に輝き「どっちが勝ってもおかしくない勝負だった」と喜んだ。

 熱狂的ヤクルトファンの渡辺明王将(名人、棋王との3冠)、阪神ファンの久保利明九段と室谷由紀女流三段が解説を担当。渡辺王将はヤクルト、久保九段と室谷三段は阪神の応援ユニホーム姿で出演している。

 渡辺王将は「プロ野球選手の皆さんがスーツを着て対局している。素晴らしい企画」と感激していた。
 

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2020年12月20日のニュース