「M-1」3年前最下位から下克上 マヂカルラブリー野田「諦めないでください」 上沼恵美子も祝福

[ 2020年12月20日 22:35 ]

漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2020」を制し、第16代王者に輝いた「マヂカルラブリー」(左から野田クリスタル、村上)(C)M―1グランプリ事務局
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 漫才日本一を決める「M―1グランプリ2020」決勝が20日、テレビ朝日系で放送され、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」が過去最多5081組の頂点に立ち、第16代王者に輝いた。

 ファーストラウンドでは「高級料理店でのマナー」ネタを披露し、得点は649点(オール巨人88点、「サンドウィッチマン」富澤たけし94点、「ナイツ」塙宣之94点、立川志らく90点、、「中川家」礼二96点、「ダウンタウン」松本人志93点、上沼恵美子94点)で2位通過。ファイナルラウンドでは「電車の吊り革につかまりたくない」をテーマにしたネタでMCの今田耕司(54)は涙を流すほど笑い、会場も爆笑の渦にした。

 見取り図2票、おいでやすこが2票、マヂカルラブリーが3票で接戦を制した。優勝を決めた瞬間、ボケの野田クリスタル(34)は頭を抱え、ツッコミの村上(36)は口に手を当てて驚いた。3年前の17年は最下位。その雪辱を果たした野田は「最下位とっても優勝することがあるんで、諦めないでください。みなさん」と喜びの声を口にした。

 3年前に「よう決勝残ったなと思って」と酷評した上沼も「ごめんね。3年前」と笑顔で謝罪し「ホンマにおめでとう」と祝福。富澤は「転がってて優勝できるって凄いですよね」と評し、塙は「本当に実力だと思います」と絶賛した。

 そして番組の最後に村上は「とってもうれしいです」とシンプルな言葉を並べ、野田は「えみちゃん辞めないでー」とボケて、笑いを起こし、幕を閉じた。

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