古市憲寿氏 Go Toトラベルの全国一時停止に「ひっくるめての停止はちょっと違う」

[ 2020年12月20日 12:17 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が20日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。Go Toトラベルの全国一時停止について「ひっくるめて停止っていうのはちょっと違うのかな」と見解を示した。

 Go Toの停止について意見を求められた古市氏は「Go Toは止めなくてよかったかなと思う」と私見。「同じ旅行でもリスクって全然違う。一人旅とか若い家族が田舎の温泉に行くのと、帰省って形でも高齢の親族と若い家族が会って大人数で食事すること(は危険度が違う)。それをひっくるめて停止っていうのはちょっと違うのかなと思う」と見解を示した。

 コロナの感染拡大について「何がリスクで何がリスクじゃないかを整理した方がいい」と古市氏。「この病気は基本、飛沫感染でうつる病気。1人での移動とか、普段過ごしてる家族での移動とかはそんなにリスクが高いとは思えないのに、そこまで糾弾しているのがちょっと違うと思っている」とした。

 さらに「不要不急って言葉は好きじゃない」とも主張。「不要不急は自分が決めることで、他人が『これは不要不急じゃない』って糾弾する感じがすごい嫌い。太平洋戦争末期の1943年~44年ぐらいに、不要不急の旅行は戦争妨害です!ってキャンペーンは一時期流行った。同じことをやっているんじゃないかと思っていて、人が不要不急を決めて、ちょっと浮かれている人を叩くみたいな、雰囲気が嫌だなと思う」と続けた。

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2020年12月20日のニュース