筒美京平さん死去 「木綿のハンカチーフ」など総売り上げ枚数は7500万枚以上で歴代トップ

[ 2020年10月12日 15:37 ]

死去した筒美京平さん
Photo By 共同

 日本レコード大賞受賞曲「また逢う日まで」「魅せられて」などで昭和歌謡を彩った、作曲家の筒美京平(つつみ・きょうへい、本名・渡邊榮吉=わたなべ・えいきち)さんが7日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなった。80歳。東京都出身。

 阿久悠さんが作詞し、尾崎紀世彦さんが歌った「また逢う日まで」は1971年に大ヒット。阿木燿子氏作詞、ジュディ・オング歌唱の「魅せられて」も79年を代表する曲となった。

 日本作曲家協会が主催する日本レコード大賞では、68年に作曲し、翌69年にヒットした、いしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」で作曲賞も受賞。71年には朝丘雪路さんの「雨がやんだら」と平山三紀の「真夏の出来事」で、74年にも野口五郎の「甘い生活」でいずれも同賞を受けている。

 作曲作品の総売り上げ枚数は7500万枚以上で、日本の作曲家としては歴代1位。オリコンが集計を開始した68年から約半世紀に渡って毎年ヒットチャートに名曲を送り込んだ。

 ジャニーズ事務所との関わりも深く、当時在籍していた郷ひろみの72年のデビュー曲「男の子女の子」も担当。近藤真彦の「スニーカーぶる~す」「ギンギラギンにさりげなく」のほか、少年隊の「仮面舞踏会」「君だけに」、KinKi Kidsの「やめないで,PURE」も手掛けた。

 新人女性歌手にも多くのヒット曲を提供。70年代は南沙織に「17才」、麻丘めぐみに「芽ばえ」「わたしの彼は左きき」、浅田美代子に「赤い風船」、太田裕美に「木綿のハンカチーフ」、岩崎宏美に「ロマンス」、中原理恵に「東京ららばい」をおくった。

 80年代は河合奈保子、小泉今日子、松本伊代、中山美穂、本田美奈子さんらの歌唱曲がヒット。稲垣潤一の「ドラマティック・レイン」や、C-C-Bの「Romanticが止まらない」も作曲した。

 フジテレビの国民的アニメ番組「サザエさん」の主題歌も筒美さんの作品だ。
 

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