「ザ・ベストテン」まるごと再放送 若者にも昭和歌謡ブーム 「マツコ」で手応え

[ 2020年5月29日 05:30 ]

司会の名コンビ、久米宏と黒柳徹子
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 1978年1月から約12年間続いたTBSの音楽番組「ザ・ベストテン」が、同局のCS放送「TBSチャンネル2」で再放送される。これまで特番などで名場面が流れることはあったが、今回は当時の丸々1時間の放送となる。

 6月20日土曜の午後7時にスタート。初回は五輪真弓(69)の「恋人よ」が1位だった80年12月25日放送分。近藤真彦(55)、田原俊彦(59)、松田聖子(58)と80年代のスーパーアイドルがそろって出場した華やかな回だ。以後、放送順ではなく、スタッフが特に話題を集めた回を厳選して不定期で放送していく。

 ベストテンはTBSにとって「8時だョ!全員集合」と並ぶキラーコンテンツで、再放送を望む声が多数寄せられてきた。CSは“ベストテン世代”の視聴者も多い。その一方で近年、若者の間では昭和歌謡がブーム。新橋などの昭和歌謡曲・ポップスを流す居酒屋にも若者の姿が目立った。スタッフは再放送を目指し1年ほど前から、各アーティストや関係者と許諾の交渉を続けてきた。そんな中、先月下旬、昭和歌謡曲を特集した同局の「マツコの知らない世界」が番組史上最高の視聴率15・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。スタッフは手応えを感じた。

 ベストテンは全編生放送で、松田聖子が新幹線のホームで歌ったりと「生」ならではのハプニングが満載。とんねるずが、ファンにもみくちゃにされながら歌ったこともあった。コンプライアンスが厳しく、さらに3密回避の現在ではあり得ないシーンが続出。これらの回が放送されるかは今後歌手サイドとの交渉になるが、ファンにとって超貴重な映像がオンエアされる可能性もある。初回は12年間にわたって久米宏(75)らと司会を務めた黒柳徹子(86)とゲストとの特別対談を合わせたスペシャル版。黒柳は「令和の時代によみがえった『ザ・ベストテン』をお楽しみください」と呼び掛けている。

 ▼ザ・ベストテン 1978年1月19日「毎週、一番売れている10曲を並べる」というコンセプトでスタート。89年9月まで通算603回放送。出場歌手は380組。初代司会は黒柳徹子と、当時TBSアナウンサーの久米宏。初の1位はピンク・レディー「UFO」。最高視聴率は81年9月17日の41・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。得点は売り上げのみで算出せず、有線やラジオでのオンエア、はがき投票を合算した世間への浸透ぶりに重点を置いたもの。最高得点は79年4月5、12日に西城秀樹さんが「ヤングマン」で2週連続で記録した9999点満点だった。約12年の歴史の中で満点はただ一人。

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