池上彰氏、31日コロナ特番で最新事情解説「我々はちょっと傲慢になりすぎていた」

[ 2020年5月29日 05:00 ]

池上彰氏(右)と高島彩アナ(C)フジテレビ
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 ジャーナリストの池上彰氏(69)が31日放送のフジテレビ「日曜THEリアル! 池上彰緊急スペシャル!~世界を変えた新型コロナ 未来を生き抜く私たちの闘い~」(日曜後8・00)で新型コロナウイルスについて徹底解説。ワクチン開発の最新事情や“第2波、第3波”にどう立ち向かうべきか特集する。

 番組では「(1)過去の失敗から学んだ台湾、韓国の闘い」「(2)100年前のスペイン風邪での対策を元に闘った日本」「(3)新型コロナと闘うために作り出した2つの武器」をテーマに展開。過去の人類とウイルスとの闘いで得た教訓を踏まえ、池上氏と今後の世界の在り方について考えていく。

 池上氏は収録を終えて「緊急事態宣言が解除されたこの段階で、中間まとめのような形で、これまでに何が分かってきたのか、あるいは治療薬・ワクチンとして、どのようなものが、どこまでできているのかということをキチッと皆さんに伝えることができたんじゃないかと思っています。皆さん、非常に不安なわけですけれども、“ここまで進んでいるんですよ”ということを明確に伝えることが、皆さんに未来へ希望を持ってもらえることにつながる、という番組の趣旨にかなうものになっているかと思います」とコメント。

 新型コロナとの闘いについて「新型コロナウイルスに“打ち勝つ”みたいな言い方をしますけど、やはりウイルスに打ち勝つというのは非常に難しいんです。やっぱり人間というのはずっとウイルスと闘ってきて、共存してきました。実は、人間の遺伝子の中に取り込んでいるウイルスもあるんです。ウイルスによって人間が進化してきた部分もあるので、ウイルスとの共存、あるいは共生というのを考えていかなくてはいけないと思います」と言及。

 「治療薬あるいはワクチンが完成しても、新型コロナウイルス自体がなくなることはないので、共に暮らしていかざるを得ないという“覚悟”は必要だし、さらに言えば、我々はちょっと傲慢(ごうまん)になりすぎていたんじゃないかと思います。いろんなことに打ち勝つなんて思っていましたが、やっぱり自然に比べると人類って弱いものだなと思ったり、これからどんどん環境破壊が進み、温暖化が進んだりすると、また未知のウイルスが出てくるかもしれません。環境を守るということは本当に必要なことだと、改めていま思い知らされたんじゃないかと思います」と持論を述べた。

 進行役は高島彩アナウンサー(41)が務め、足立梨花(27)梅沢富美男(69)カズレーザー(35)吉川美代子(66)がゲスト出演する。

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