岡田晴恵教授 宮城県の休業要請解除方針に「長期戦になるので緩急つけながらと…」

[ 2020年5月6日 12:03 ]

 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が6日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。宮城県の村井嘉浩知事が5日に県内の新型コロナウイルス新規感染が一定範囲に抑えられているとして、7日から事業者への休業要請を解除すると発表したことに言及した。

 事業者への休業要請解除で業種を問わない。ただ、県民に対しては、接客を伴う飲食店の利用などを引き続き控えるよう求める。村井知事は対策本部会議後、報道陣に「患者の数は落ち着いてきた。経済的に疲弊している事業者も増えており、専門家の意見も聞いた上で解除に踏み切った」と述べた。県によると、累積の感染者数は88人で、4月29日から新規発生はない。

 岡田教授は「宮城県、(4月29日以降に新規)感染者が出ていませんので、やはりこういう判断もありなんだろうと思うんですね」とし、「ただもし感染者が増えてきた場合にはそこで対応すべきだと思います。長期戦になるので緩急つけながらやっていかないと疲弊が甚だしくなるかなというので、こういう対応なんだろうなと思います」と話した。

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2020年5月6日のニュース