シャンソン歌手の高木椋太さん コロナで死去…先月肺炎で入院後陽性判明

[ 2020年5月6日 05:30 ]

 シャンソン歌手の高木椋太(たかぎ・りょうた、本名安永達史=やすなが・たつし)さんが2日午後5時39分、新型コロナウイルス感染症のため川崎市内の病院で死去した。58歳。東京都出身。5日、高木さんが出演予定だった7月開催の「第58回パリ祭」事務局が発表した。

 高木さんは4月1日に発熱し、自宅で経過観察後の6日に病院で診察を受け肺炎の症状が見られたため入院。PCR検査を受け、翌7日に陽性が確認された。同事務局によれば、入院した時点で症状はかなり重かったという。10年ほど前にがんを患い、2年前にぼうこうに再発。これまで年1回の抗がん剤治療を受けていた。感染経路などは不明だが、周囲に感染者は出ていない。葬儀は未定で、遺体は8日にだびに付される予定。後日、お別れの会を開く。

 悲報を受け、女優の藤田朋子(54)が自身のインスタグラムを更新。夫でアコーディオン奏者の桑山哲也(48)とともに家族ぐるみで親交があり「たくさん 涙が出てきました。信じられない。コロナ 椋太さんに なんてことするの」と悲しみと怒りを打ち明けている。 

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2020年5月6日のニュース