橋下徹氏 緊急事態宣言解除への出口戦略披露「全国一律って考え方をしていたら必ず行き詰まります」

[ 2020年5月6日 17:19 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が6日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演。延長となった緊急事態宣言が解除へ向かうための出口戦略を指摘した。

 解除への判断基準について「突き詰めていったら、国全体の基準なんて出せませんよ。だって地域ごとに違うんだから。それぞれ感染者数や病床の使用率とかを見ていかなきゃいけない。国全体で基準を作ろうと思ったら、多分作れないと思います」と断言。「中央集権という考え方が日本政府には、いまだにあるのか。全国一律って考え方をしていたら必ず行き詰まります」と苦言を呈した。

 「政府だって全国一律の数字なんか絶対出せないですよ。出せないこと分かっていて、この前(テレビ番組で)西村大臣に嫌味ったらしく“数値出して欲しい”“数値出して欲しい”って言ったんだけど」と振り返り、「その趣旨は全国一律の数字じゃなくて。政府がやるんだったら各都道府ごととか、各地域ごとに数値を出すしかないんです」と持論を述べた。

続きを表示

2020年5月6日のニュース