永野芽郁 新人賞の祝福に佐藤健登場 朝ドラ「半分、青い。」に「18歳の貴重な時間をありがとう」

[ 2019年2月7日 23:27 ]

女優の永野芽郁
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 日本映画テレビプロデューサー協会が主催する「第43回エランドール賞授賞式」が7日、都内で行われた。永野芽郁(19)はNHK連続テレビ小説「半分、青い。」に主演し、その演技が評価され、新人賞を受賞。「裏にはボクテとマアくんがいて。久々に会ったんですけど。なんでこういう時に限って隣にいてくれないんだろうと不安な気持ち」と緊張しながらもうれしそうに話した。

 「昨年、『半分、青い。』という作品という大きな作品をやらせていただいて、いまここに立ってごあいさつさせていただいていること、そして賞をいただいたことを誇りに皆さんの前でお話しできる機会ができるようにがんばっていきたいです」と受賞の喜びと今後の意気込みを語った。

 プレゼンターには同作で共演した佐藤健(29)が大きな歓声の中、クールに登場。

 「現場では永野さんには驚かされてばかりでした」と切り出すと、永野がなぜか笑う。「そこ笑うところじゃないから。近いよ」と照れくさそうに佐藤が言うと、にこにこしながら後ろに下がる永野。それはどことなく「半分、青い。」で見せた鈴愛と律のやりとりを見ているよう。

 「鈴愛はとにかくよく泣く子で泣きのシーンが多かったんです。1日に何度も泣くシーンが何日もあった中で彼女は必ず1テイク目でいい演技を見せてくれたんです。あまりにも簡単そうに…」と回想。続けて佐藤は「永野さんは弱音を吐かないだけで苦しい顔を見せないだけで裏ではそのシーンをひとつひとつにどれだけ準備をして気持ちを高めて現場に向かい、心を削って演技をしていたのか、一番近くで見ていた同業者の一人として少しは理解しているつもりです」と語った。

 「お祝いの言葉とは少し違うけれど」としながら、「『半分、青い。』はあなたの存在なくしてはありえませんでした。18歳の10カ月間という貴重な時間をささげてくれて本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを述べた。

 永野は授賞式後の囲み取材で、佐藤の言葉を受けて、「健さんっていつもやっぱり泣かせにかかってくるんですよ。いいことを言ってくださるんですけど。そういう私自身も健さんがいなかったらやれなかった」とうれしそうに話した。

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2019年2月7日のニュース