舘ひろし主演男優賞に“愛娘”ガッキー祝福「パパおめでとう」

[ 2019年2月7日 05:30 ]

主演男優賞の舘ひろし(左)が新垣結衣をハグする(撮影・大塚 徹)
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 東京映画記者会(スポーツニッポンなど在京スポーツ7紙で構成)が選ぶ第61回ブルーリボン賞の授賞式が6日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。「終わった人」で主演男優賞に輝いた舘ひろし(68)は、かつて父娘役で共演した司会の新垣結衣(30)からの祝福に大テレ。再共演を約束し、歓喜のハグを交わして会場を沸かせた。

 「パパ、おめでとう」。賞状を受け取る手が小刻みに震えるほど、自身が生まれた年に誕生したブルーリボン賞の重みをかみしめていた舘だったが“愛娘”新垣からの祝福には思わず相好を崩した。

 2007年のTBS「パパとムスメの7日間」で共演。父と娘の性格が入れ替わってしまうハートフルコメディーで、舘は新境地を開拓。新垣は昨年「ミックス。」で主演女優賞を受賞。主演賞受賞者恒例の翌年の表彰式の司会を務め、舘の受賞を喜びとともに伝えた。

 舘は「終わった人」でも、定年後の人生に迷い続けるダメ親父を演じ「僕のアドリブに中田秀夫監督がけっこう乗ってくれて、撮影は楽しかった」と満足げ。新垣も「情けない顔をする時が凄く好き。仲間の前で本音を吐露するところではグッときた」と称えた。

 しかし、新垣が「この作品が俳優人生に影響を与えたことは?」と問いかけると、舘は「おまえ、いじめるなよ」と苦笑い。来年は司会を担うことになるため「大丈夫かなあ」と司会席に座って公開予行練習もしてみせた。

 そして、新垣が「今日も裏でハグしてくれた」と明かすと、舞台上でさらりと再現するダンディーらしさもチラリ。「何年かに1回しか会えないから、また共演したい」とおねだりされ「じゃあ今年、結衣と2人で何かやろうか」とノリノリだった。

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