広島・栗林を支える愛知黎明の後輩・音川さん 「お兄ちゃんみたいな存在」へ「100Sおめでとう」

[ 2024年5月27日 05:45 ]

セ・リーグ   広島4-2DeNA ( 2024年5月26日    横浜 )

栗林と音川燿佑さん
Photo By 提供写真

 広島・栗林良吏投手(27)が26日のDeNA戦(横浜)で通算100セーブに到達。オフの自主トレから栗林にトレーニング指導や治療を行っている愛知黎明野球部の2学年後輩、心体療鍼灸(しんきゅう)院・音川燿佑(ようすけ)さん(25)が本紙に祝福の手記を寄せた。

 良吏さん、100セーブおめでとうございます。僕にとって良吏さんはお兄ちゃんみたいな存在です。愛知黎明時代からかわいがっていただいて、今は先生という立場で見てもらっていますが、本当に尊敬しています。

 去年の11月ごろに「先生はトレーニングも見られますか?」と良吏さんから急に連絡がありました。僕が「全然見られます」と返答すると、「自主トレをお願いしようと思っている」と言われ、今年1月は、20日間ほど付きっきりでサポートさせてもらいました。自主トレでトレーナーを付けるのは今年が初めてとのことで、去年のシーズンを振り返り、自主トレの重要性を感じているようでした。映像では、去年は下半身と上半身のバランスがかみ合わず、制球に苦労しているように映りました。また、がに股の傾向もあったので、太腿の内側に体重が乗るよう下半身と体幹を中心に、約50種類のメニューを行い、鍛えてきました。

 下半身と上半身のバランスが改善されたことで、今年は制球も去年より良くなっていると思います。開幕してからも、1カ月のうち数日は出張で治療をさせてもらっていて、今年の活躍ぶりを見るとうれしいです。これからの活躍も楽しみに、今後もできる限りのサポートをしていきたいです。(心体療鍼灸院・音川 燿佑)

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