落合博満氏　日本球界からメジャー流出の流れも「何も心配していない」理由「それで結構」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（70）が27日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられた様々な質問に回答した。

　今回の質問は「今は次々とメジャーに選手が流出しますが、将来日本の野球はどうなりますか？心配です」だった。

　落合氏は「これに関しては何も心配していません」と即答。その理由として「日本の野球から全員がアメリカに行くわけでもないしね。残った選手の中で日本で野球をやりたいって選手がいる。アメリカに行った選手を補うために、日本では高校生・大学生・社会人と次々と野球界に入ってきて、新しい時代を迎えながら活躍する選手（がいる）。その活躍した選手がまたアメリカに行きたいって言えばそれはそれで結構だし、その繰り返しなんでね。日本のプロ野球界がダメになるとか、寂しくなるっていうようなことはありません」と説明した。

　メジャー挑戦する選手についても「日本でテレビで放映されるものを見ておけば、それなりに楽しむことができると思う」と直接応援する機会こそ減るが、テレビ越しに応援できると指摘。「この先、日本球界がどうなるかっていうことは、何も変わらずに淡々と行われていくっていうことなんだろうなと思います。心配いらないよ～」と話した。