イチロー氏 背番号「51」になった経緯明かす 「“7”を付けないかと言われたことはある」

[ 2024年5月27日 20:30 ]

イチロー氏(AP)
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 コナミデジタルエンタテインメントは27日、モバイルゲーム「プロスピA」において、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(50)が選んだ「イチローセレクション」が30日からスタートすることを発表した。

 今回は12球団の監督、コーチから各球団1名を選出しており、イチロー氏本人(95年)も登場する。イベント開始に先駆け、イチロー氏が「セ・リーグ編」で選出した選手について語る動画がYouTubeで公開された。

 DeNAからは鈴木尚典氏が選出され、鈴木氏が背番号「51」から「7」に一度変わったことについて触れた。

 日本球界を代表する背番号となった「51」。イチロー氏は94年シーズン終了後に、オリックスから背番号「7」の打診があったことを明かした。「“7”はオリックス、阪急から大事な数字。福本さんの数字なので」とした上で、「僕も“7”を付けないかと言われたことはある。レギュラー1年目、210本打った年のオフにそういうお話をいただいて」と振り返った。

 入団時に背番号「51」になった経緯については、「選べる立場じゃないですよ。高卒のドラフト4位なんて、選べるわけないじゃないですか。もう“51”もらっただけですよ」と淡々。高卒の同期入団は4人で、ドラフト2位が「55」、同4位のイチロー氏が「51」、同5位が「53」、同6位が「57」だったといい、「その年は高校生は50番台だったんです。僕が2番目だったから“51”だったっていう、それだけの話」とした。

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