クラークが春初めての決勝進出 延長11回タイブレークの末に遠軽にサヨナラ勝ち

[ 2024年5月27日 13:25 ]

第63回春季北海道高校野球大会準決勝 クラーク 3―2 遠軽(延長11回タイブレーク) ( 2024年5月27日    札幌円山 )

<クラーク・遠軽>タイブレーク延長11回、決勝進出を決め喜び合うクラークのナインら(撮影・高橋 茂夫)
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 クラークが延長11回タイブレークの末に遠軽を3―2で退け、春初めての決勝進出を決めた。

 クラークは9回に同点とされ、延長10回からは無死一、二塁から始まるタイブレークに突入。11回1死二、三塁で3番・山田陽紫(きよし)主将(3年)の左犠飛でサヨナラ勝ちした。佐々木啓司監督(67)は「守り勝ちだね。負けられない相手だったので」と夏も対戦する可能性のある北北海道勢同士の勝利を噛みしめた。

 クラークはこれまで、夏の北北海道大会と秋の北海道大会を制しているが、春の決勝進出は初めて。山田主将は「(11回に)打ったのは内角直球。ボールが上に(高く)上がったので(犠飛になることを)祈っていた。ここまできたら北海道の頂点を何としても獲りたい」と意気込んだ。

 クラークは決勝で、北海と対戦する。

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