西武・渡辺GMが監督代行「プロ野球人生を懸けて」成績伴わなければ退団も…退路断ち決断

[ 2024年5月27日 05:30 ]

西武・松井監督休養

西武・渡辺久信GM
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 【記者の目】西武の編成部門で戦力整備を担う渡辺GMの責任は正直重い。獲得した外国人4人のうち、守護神アブレイユ以外は機能せず2軍調整が続く。山川がソフトバンクへFA移籍したにもかかわらず、強打の新戦力を補えなかった。

 フロント幹部の総意として「この状況を打破していくにはGMしかいない」と監督代行就任がまとまった。平石ヘッドコーチや西口2軍監督もいるが、荷が重く酷だと判断したのだろう。渡辺GMは13年の監督退任時に、もう現場には戻らないことを決めていたが、本人も責任を痛感しているからこそ火中の栗を拾う決断に至った。

 松井監督を現役終盤に楽天から引っ張り、現役引退後は2軍監督、ヘッドコーチを歴任させ、指導者の道を歩ませた。そんな手塩にかけて育てた存在でも、指揮官交代に私情を挟むことはなかった。選手の入れ替えや起用でも本人と松井監督の間には相違があったと聞く。ただ、自身が呼び戻した責任、西武で育ったスター監督の道を半ばで断つことになった責任というのも、また大きく重たい。

 残り98試合。本人が「プロ野球人生を懸けて」と言った通り、成績が改善されなければ球団を去る可能性もある。「巻き返せる試合数は残っている。現実的にはまずはAクラス」と進退をかけて難しいかじ取りを負う。(プロ野球キャップ・神田 佑)

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