三菱重工West竹田がドラフト戦線再浮上!集結11球団の前で本領151キロ、巨人スカウト「凄くいい」

[ 2024年5月23日 18:24 ]

都市対抗野球大会近畿2次予選第1代表決定トーナメント準々決勝   三菱重工West0―2日本生命 ( 2024年5月23日    わかさスタジアム )

<三菱重工West・日本生命>7回2/3を2失点と力投した三菱重工West・竹田
Photo By スポニチ

 三菱重工Westは日本生命に0―2と零敗を喫し、第3代表決定トーナメントに回ることになった。

 敗戦投手となったものの、先発した最速153キロ右腕の竹田祐が光った。

 最速151キロを計測した直球を中心に押し込み、114球を投じて7回2/3を被安打7、5奪三振で2失点と力投した。

 7回2死二塁で一塁正面へのゴロがイレギュラーして先制打となるなど不運にも見舞われた。「今年の今年の僕の目標は絶対に第1代表で都市対抗に行くことだった。凄く悔しい」と唇をかんだものの、先発投手の仕事を果たした。

 入社2年目でドラフト解禁年だった昨年は、不調に陥って指名漏れを経験した。球場では畑山俊二統括スカウトら2人態勢を敷いた阪神などNPB11球団のスカウトが視察。本来の球威を取り戻した投球で熱視線を集め、巨人の岸敬祐スカウトからは「去年より凄くいい。球の力が戻っている。元々力のある投手だし、これからもしっかりと見ていきます」と再評価された。

 履正社(大阪)では3年春にエースとして選抜準優勝を経験。実績豊富な右腕がドラフト戦線に再浮上する力投を披露した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月23日のニュース