阪神・大竹 「審判の方々も人間」微妙な判定でも顔に出さず、淡々と腕を振ることを信条に

[ 2024年5月23日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2-1広島 ( 2024年5月22日    マツダ )

<広・神>阪神・大竹(撮影・大森 寛明)
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 【記者フリートーク】打者や相手ベンチを敵とする大竹が唯一、試合で戦うことをしないのが「審判」だ。微妙な判定が不利に働いても、決して顔に出さないと決めている。「その方が平和。審判の方にもあいさつするし、野球を始めた頃からそんな感じです」。6回2失点で今季初勝利を挙げた4月6日ヤクルト戦が象徴的だ。

 3回1死、青木に対し2ストライクから投じた4球全てがわずかに外れて四球。そこから2失点した。微妙な判定に味方ベンチは殺気立っていた一方、当の大竹は「ボールっすか~?」と平然。「審判の方々も人間。それにそんな“ガチガチ”になっていたら守る野手も硬くなる」。アンパイアへの敬意も胸に、淡々と腕を振る。 (阪神担当・八木 勇磨)

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