上沢直之、制球に苦しみ3回4失点で降板 レッドソックス傘下3Aウースター

[ 2024年5月23日 08:28 ]

上沢直之(AP)
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 レッドソックス傘下の3Aウースターに所属する上沢直之投手(30)が22日(日本時間23日)、本拠地のマサチューセッツ州ウースターで行われたオリオールズ傘下ノーフォークとの3A戦に先発。3回を投げて4安打4失点(自責点4)3四球3三振と苦しみ、4回から救援投手にマウンドを譲った。

 ホリデー、カースタッドといった多くの若手有望株を擁するノーフォークに対し、この日の上沢は71球中、ストライクは34球のみと制球に苦しんだ。初回、無死2、3塁から3番カースタッドに左中間適時二塁打を浴びて2失点。3回にはまた無死2、3塁のピンチを招き、2死は奪ったものの、5番メイトンに左前適時打を打たれてまた2失点となった。

 上沢は4月28日にメジャー初昇格。レッドソックスでは2試合、計4回を投げ、防御率は2.25だったが、8日(同9日)に故障から復帰した先発・ピベッタと代わりマイナーに降格した。

 この日の登板が降格後3度目だったが、厳しいピッチングで3Aでの防御率は5.67となっている。
(マサチューセッツ州ウースター・杉浦 大介通信員)

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