巨人・坂本 通算450二塁打!福本豊抜き歴代単独2位 通算188度目猛打賞も今季ワースト4連敗

[ 2024年5月23日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―4中日 ( 2024年5月22日    東京D )

<巨・中>3回、坂本は通算450二塁打を放ち記念ボードをかかげる(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 節目の一打は左翼線を抜けた。1―0の3回無死一塁。今季2度目の2番に座った巨人・坂本が、小笠原のチェンジアップを捉え、福本豊を抜き歴代単独2位に立つ通算450二塁打を放った。487二塁打の日本記録を持つ中日・立浪監督の前での一打となった。

 「チャンスを広げられたうれしさはありましたけど、通算はあんまりね…。450という数字までいけたことはチームに貢献できたのかなと思います」。二塁打にはこだわりを持つが、チームは引き分けを挟み今季ワースト4連敗となり、表情は終始厳しかった。

 頂点まであと37本。「まだ先のこと。追いつけるようにやっていきたい」と気持ちは変わらない。初回、5回に中前打で歴代3位の通算188度目の猛打賞を記録。7回の第4打席でも右前打し、自身2年ぶりの4安打とした。「今日はいい感じで打席に立てていたので続けたい」。節目の二塁打は、復調への追い風となりそうだ。(川島 毅洋)

 ≪右打者では初めての450二塁打≫坂本が通算450二塁打を達成した。05年立浪和義(中)に次ぎ、プロ野球2人目で右打者では初めて。初二塁打は08年4月1日中日戦で中田から。35歳5カ月での到達は、立浪の35歳9カ月を抜く最年少記録。試合数は2143試合目で立浪の2112試合に及ばなかった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月23日のニュース