巨人・坂本勇人 復帰即3安打、ついにノムさん超え! 通算181度目猛打賞でNPB歴代単独4位に

[ 2023年7月28日 19:22 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年7月28日    東京D )

<巨・中>3回、坂本は適時打を放つ (撮影・西川祐介)
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 巨人の坂本勇人内野手(34)が28日に出場選手登録され、同日の中日戦(東京D)で「2番・遊撃」に入って即先発出場。3回までに3安打を放って通算181度目となる猛打賞をマークし、180度で並んでいた野村克也(西武)を抜いてNPB歴代単独4位に浮上した。

 坂本は4月28日の広島戦(東京D)、5月25日のDeNA戦(東京D)に続いて今季3度目、通算181度目の猛打賞。186度記録している長嶋茂雄(巨人)の歴代3位記録までは「あと5」となっている。

 相手先発右腕・涌井に対し、0―2で迎えた初回の第1打席で2球目の低め146キロ直球を叩いて右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、主砲・岡本和の逆転3ランを演出。3―2のまま迎えた2回に無死一、二塁で入った第2打席では内角低めへの143キロ直球を今度は左翼線へ弾き返して2人の走者を本塁へ迎え入れた。これで2打点。涌井を1回0/3KOに追い込んだ。

 そして、6―2で迎えた3回、2死二塁で入った第3打席。相手2番手左腕・砂田に2ストライクと追い込まれてからの3球目、外角低めシンカーをうまく拾って中前適時打とし、序盤の3回で猛打賞達成となった。3回まで3打席連続安打で猛打賞、この時点で早くも3安打3打点となっている。

 坂本は1番に定着しかけていた6月23日の広島戦(マツダ)で初回に内野安打を放ったが、一塁への走塁中に右太腿裏を痛めて途中交代。翌24日に登録抹消となっており、この日が35日ぶりの復帰戦となっている。

 ▼坂本 (2回の2点適時二塁打)打ったのはシュートです。いい形でつないでくれたので、何とか返すことができて良かったです。

 ▼坂本 (3回の適時打)打ったのはフォークです。次の1点が大事だと思っていたので、いい追加点になって良かったです。

 【NPB通算猛打賞10傑】
1位 張本勲(ロッテ)251度
2位 川上哲治(巨人)194度
3位 長嶋茂雄(巨人)186度
4位 坂本勇人(巨人)181度
5位 野村克也(西武)180度
6位 福本豊(阪急)178度
6位 松井稼頭央(西武)178度
8位 立浪和義(中日)175度
9位 王貞治(巨人)171度
10位 広瀬叔功(南海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

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