巨人・秋広優人が規定打席に到達! 打率.296でいきなりセ界6位に登場

[ 2023年7月28日 21:51 ]

セ・リーグ   巨人11―5中日 ( 2023年7月28日    東京D )

<巨・中>初回、安打を放つ秋広(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の秋広優人内野手(20)が28日の中日戦(東京D)で5打席に立ち、この時点でのチームの規定打席276に到達。打率.296でいきなりセ・リーグ6位に登場した。

 これまで3番に入っていたが、坂本や丸が復帰したことで大幅な打線組み替えがあり、この日は「5番・左翼」で先発出場。初回の第1打席で中前打を放った。

 その後は快音が聞かれなかったものの、チームが15安打11得点の猛攻となったため、8回に5打席目が回ってきて規定打席到達となった。

 プロ3年目の秋広は今年4月18日に約1年半ぶりの1軍昇格を果たすと、「7番・左翼」でプロ初のスタメン出場となった4月22日のヤクルト戦(神宮)では2回の第1打席で小川から同点の適時二塁打を放ち、プロ通算2打席目で初安打初打点。4月29日の広島戦(東京D)ではプロ通算19打席目にして初本塁打を松本から放った。

 5月25日のDeNA戦(東京D)で初めて3番に起用され、20歳以下で巨人のクリーンアップを任されるのは背番号55を継承した松井秀喜が1994年に務めて以来29年ぶりの快挙。3番打者として初打席となった初回、いきなり同点の適時三塁打を放って結果を出した。

 7月16日のヤクルト戦(神宮)から球宴を挟み、23日のDeNA戦(横浜)まで4試合連続本塁打。高卒3年目以内の4戦連発は球団初、NPBでは2010年の日本ハム・中田翔(現巨人)以来13年ぶりの快挙となった。

 巨人選手の5戦連発となれば2009年阿部慎之助(現ヘッド兼バッテリーコーチ)以来14年ぶり、20歳10カ月での5戦連発となれば16年日本ハム・大谷翔平(現エンゼルス)の21歳10カ月を抜き、NPB史上最年少となるところだったが、25日の阪神戦(甲子園)では2安打したものの本塁打は出ず、記録達成はひとまずお預けとなっていた。

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