市和歌山がタイブレーク制しサヨナラ勝ちで7年ぶり6度目の甲子園出場

[ 2023年7月28日 13:32 ]

第105回全国高校野球選手権和歌山大会・決勝   市和歌山 5―4 和歌山北 ( 2023年7月28日    紀三井寺 )

<市和歌山・和歌山北>先発登板する市和歌山・栗谷(撮影・後藤 正志)
Photo By スポニチ

 市和歌山がタイブレークの延長戦でサヨナラ勝ちし、7年ぶり6度目の甲子園出場を決めた。

 市和歌山は2―2の5回2死三塁から藤井新外野手(あらた=3年)の右安打で勝ち越し、6回にはエース右腕の栗谷星翔投手(せいが=3年)も適時打を放った。栗谷は7回途中で2番手の小野莞都投手(かんと=3年)にマウンドを譲り左翼へ。9回から再登板したが同点に追い付かれ、タイブレークの延長戦に突入。11回1死満塁から主将の熊本和真内野手(3年)が左前へサヨナラ打を放った。

 初の決勝進出だった和歌山北は、3回に主将の村上陽輝捕手(3年)が左越えに2ランを放って先制。1点を追う9回2死一、二塁ではエース左腕の高瀬修瑚投手(しゅうご=3年)が右翼線二塁打を放って同点に追い付いたが、最後に力尽きた。

 今春の選抜に出場し、優勝候補の一角だった智弁和歌山が初戦で敗退するなど、混戦模様だった今大会。決勝戦も1点を争う好ゲームにスタンドは最後まで盛り上がりを見せた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月28日のニュース